
売掛金回収のコツ

企業が破綻する兆候は、様々なところから予測する事ができます。
以下の様な兆候が見える会社速やかに対策を立てる必要があります。
全ての支払いをできる資金がなく、うるさい取引先の支払いを優先的にし、他は後回しにしている状態
いつまでも後回しにされ続ける可能性があるため、継続的に売掛金の回収を迫るのがいいかもしれません。
その際、確固たる意志を示すため、請求書ではなく「内容証明」で催促することも有効な手段といえます。
支払う気はあるが、現在は資金繰りが苦しくて払えない状態
支払延期の提示、分割支払い計画の提示などをして、少しでも相手の状況を楽にしていくことが先々に有効な売掛金の回収手段となることもよくあります。
但し、合意が成立した場合契約書、覚書、念書といった形で書面に残すことが重要です。
また、金額が大きい場合は、公正証書にしておくことも検討してはいかがでしょうか?
将来も払える見込みがない破綻に近い状態
- ●従業員の退職者が急増し入れ替わりが激しくなった
- ●従業員の連携が悪く、連絡事項が伝わっていないことが多い
- ●社内の派閥争い・お家騒動の噂が聞こえてくる
- ●仕入先が急に変わった
- ●取引金融機関が変わった
- ●在庫の急増・急減
- ●所有不動産の売却
- ●支払方法が現金から手形に変わった
- ●手形サイトが長くなった
などの兆候が見えた時は早めに対応する事が重要ですが、一概に当てはまったからと言って早急に対処の必要があるかは、総合的に判断する方がいいでしょう。
債権者との関係に何らかの不満があり払う気をなくしている状態
債権者自ら債務者に支払わない理由を与えているともいえます。相手の言い分を見極めて、適切な対処をすることで売掛金を回収できる場合もあります。
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