非上場会社の株式売却は「株価」だけでは決まらない - 札幌の弁護士|前田尚一法律事務所
非上場会社の株式売却は「株価」だけでは決まらない - 札幌の弁護士|前田尚一法律事務所
少数株主の株式売却というと、多くの方は「いくらで売れるのか」という株価ばかりに目が向きます。
しかし現実には、株価は重要な要素の一つにすぎません。
売却が実現するかどうか、どのような条件で終わるかは、それ以外の事情によって大きく左右されることがあります。
非上場会社の少数株主から、
「自分の株式はいくらになりますか」
という相談を受けることがあります。
もちろん株価は重要です。
しかし実務では、株価だけで問題が解決することはほとんどありません。
例えば、
・会社が買い取る意思を持っているのか。
・経営者との関係はどうなっているのか。
・他の株主との関係はどうか。
・将来の相続問題や事業承継問題と結び付いていないか。
こうした事情によって、交渉の進み方は大きく変わります。
また、仮に税理士や会計士が評価額を算定したとしても、その金額で直ちに売買が成立するわけではありません。
評価額はあくまで一つの参考材料です。
現実には、
・「誰が買うのか」
・「なぜ買うのか」
・「いつ買うのか」
という問題があります。
少数株主問題は、株価の問題というよりも、会社との関係整理の問題であることが少なくありません。
そのため、最初から価格だけに集中すると、本来見なければならない事情を見落とすことがあります。
当事務所では、株価だけではなく、
・会社との関係
・交渉の進め方
・将来の出口
を含めて整理したうえで対応を検討しています。
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