離婚の概要 - 札幌の弁護士|前田尚一法律事務所
離婚の概要 - 札幌の弁護士|前田尚一法律事務所
まずは離婚の実態についてみてみましょう。
離婚率を調べてみると、同じ離婚率という用語で2種類の指標が使われていることが分かるかと思います。
以下は人口1000人当たりの離婚件数です。
2002年で2.30であり、1991年あたりから急激に伸びてはいるものの、国際的に見ると62カ国中22位と、格別高いわけではありません。
また、翌2003年からは4年続けて下がっているので、離婚率も世界と肩を並べるようになって一段落しているという見方もできます。
人口1000人当たりの離婚件数としての離婚率は、他と比較したり、傾向を分析したりしないと、数字の意味をつかみにくいものという見方が出来ます。
これに対し、次に示す離婚率はその数字を知っただけである程度の動きのイメージをすることが出来るかもしれません。
その年の婚姻件数を分母に、そして離婚件数を分子にして導き出す数値(グラフ)となり、何組が結婚して、何組が別れたかを計る事が可能です。
これによると、グラフは右肩上がりで、2000年に始めて30%を超え、2004年には37.6%にまで上昇しました。つまり、3組に1組以上で離婚していることになります。しかし、単純に夫婦の3組に1組離婚するわけではなく、若年層の離婚率が飛び抜けて高くなっているため、平均的に3組に1組離婚しているという30%台の数値が出ていると考えます。
弁護士 前田 尚一(まえだ しょういち)
前田尚一法律事務所 代表
北海道岩見沢市出身。北海道札幌北高等学校・北海道大学法学部卒。
さまざまな訴訟に取り組むとともに、顧問弁護士としては直接自分自身で常時30社を超える企業を担当しながら、弁護士として30年を超える経験、実績を積んできました。
交通事故、離婚、相続、債務整理・過払い金請求といった個人の法律問題に加え、労務・労働事件、クレーム対応、債権回収、契約書ほか企業法務全般も取り扱っています。
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