札幌の弁護士なら「前田尚一(まえだしょういち)法律事務所」|過払い、相続、離婚、企業法務、法律相談は札幌弁護士.comへ

内容証明郵便の書き方ー悪い例ー|札幌弁護士.com - 札幌の弁護士|前田尚一法律事務所

札幌弁護士.com  前田尚一法律事務所がお届けする『知っ得【法律】情報』-vol.5-

内容証明郵便とは  

内容証明郵便の概要について

 

      “お手軽ツール「内容証明郵便を知る!」”

 

というお題で簡単な説明をいたしました(⇒「財界さっぽろ」2011年9月号 )。

まずは、上掲の簡単な説明をご覧ください。

 

 さて、上記をご覧くださるとお分かりいただけるように、内容証明郵便は,弁護士に依頼しなくても活用できる定番ツールです。何事も初めては手間がかかるということを踏まえれば,送ること自体は比較的容易であるといってよいでしょう。

 

内容証明

 

 ただ,中身については,やはり法律的裏付けが必要です。

内容証明郵便の悪い例

 ここでは,悪い例を二つだけ紹介します。

 ただし,この具体例も形式はルールどおりに作成しております。ご覧いただけると,内容証明郵便のイメージを掴んでいただけると思います。

 


1. 延滞賃料請求の例 (⇒こちらをどうぞ

この例は,法律的に意味がないというわけではありません。

    しかし,延滞賃料の支払を求めたのに,支払がなかった場合も想定して,この郵便の中で同時に,そのような場合,賃貸借契約が終了し,明渡を求めることができるようにしておくのが得策です。

    そうしないと,改めて通知を送らなければならず,二度手間になりますし,悪質賃借人は二度目は受け取らないかもしれません。

 

2. 債権譲渡の例 (⇒こちらをどうぞ

    売掛金など債権を譲り受けた場合,債務者に請求できるためには,債権譲渡について債務者が承認した場合の外は,債権者に通知しておかなければなりません(二重譲渡の場合に,優先して支払を受けることができるようにするためにも。)。

    しかし,その通知は,譲受人がしてもダメで,譲渡人からしておかなければなりません。

 

 ○ なお,配達証明付きの内容証明郵便を送り続けたからといって,売掛金がずっと時効で消滅しないということにはなりません。



前田 尚一(まえだ しょういち)
前田尚一法律事務所 代表弁護士
出身地:北海道岩見沢市。
出身大学:北海道大学法学部。
主な取扱い分野は、交通事故、離婚、相続問題、債務整理・過払いといった個人の法律相談に加え、「労務・労働事件、クレーム対応、債権回収、契約書関連、その他企業法務全般」も取り扱っています。
30社以上の企業との顧問契約について、代表自身が直接担当し顧問弁護士サービスを提供。



弁護士、法律相談、まずはお気軽にお問合せください。
札幌市,小樽市,岩見沢市,苫小牧市,千歳市,室蘭市,旭川市,函館市,北見市,帯広市,網走市,釧路市, 稚内市,根室市,富良野市,名寄市,留萌市,紋別市, その他の北海道内の市町村,その他の北海道内の市町村,近隣各県



無料法律相談24時間受付中

前田法律事務所

〒060-0061
札幌市中央区南1条西11-1
コンチネンタルビル9階
地下鉄東西線「西11丁目駅」
2番出口徒歩45秒

メルマガ

HBC・北海道放送 北のビジネス
最前線に出演いたしました。

何かがある前に知っておくべき法律相談

タグ

コロナ セクハラ パワハラ 不倫 不動産 事業承継 交通事故 介護 任意整理 休業手当 住民訴訟 信用情報機関 個人再生 倒産 借地借家 借金 借金救済制度 借金返済 債務整理 債務整理と住宅ローン 債権回収 働き方改革 公正証書 内容証明郵便 内縁関係 内部告発 利息制限法 労働組合 労務問題 医療法人 協議離婚 原状回復 名誉棄損 名誉毀損 商標権 団体交渉 土地区画整理 土地相続 売掛金 多重債務 家庭裁判所 家賃滞納 年金分割 引渡し 強制執行 後遺障害 慰謝料 損害賠償 敷金 明渡請求 時効 未払い残業代請求 根保証 死亡事故 民事再生法 法定相続 浮気 特別の寄与 特養老人ホーム 相続 相続人 相続人の範囲 相続放棄 相続法 相続税 知的財産権 社会福祉法人 立ち退き 立退料 自己破産 自筆証書遺言 裁判 裁判離婚 親権 解雇 調停離婚 請求書 財産分与 賃借人 賃貸人 返済 連帯保証 過払い金請求 遺産分割 遺留分 遺言 遺言書 遺言書保管法 配偶者 配偶者居住権 配偶者短期居住権 離婚 離婚協議書 非嫡出子 面会交渉権 預貯金の払戻し 顧問弁護士 養育費 B型肝炎 C型肝炎
電話フリーダイヤル24時間 相談の流れ 申し込みフォーム