コロナ収束後は“新たな”日常生活が待っている! - 札幌の弁護士|前田尚一法律事務所
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「新型コロナウイルス緊急対策オンラインセミナー」
[コロナ収束後の展開]
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新型コロナウイルスの感染拡大によって緊急事態宣言が延長され、世界的に予想を超える大きな影響が生じています。私はと言えば、手洗いを徹底するようになったものの、しばらくはマスクを着用していませんでした。現実味を帯びたのは、志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎のため死亡とのニュースを聞いてからです。
新型コロナウイルスに効果的な予防法や治療方法が確立していない現状では、国の政策は冒険に出るのか、出し惜しみしするのか、答えのない中での試行錯誤の繰り返しとならざるを得ません。
そもそも政策とは、顔の見えない大きな声の最大公約数であり、個々人が具体的な生活・活動のために即効で有為にコントロールなどできません。先が見えない中、各自がどのようなスタンスで生活するのか、自分の行動ルールを措定しておく必要があります。それは個々人による自分本位のものかもしれません。
しかし、自分のあり方を考え、目の見える範囲を広げる努力をし、自分のコントロールできる範囲で実践する準備をしておくことが重要です。
私は、そう遠くない時期に少しずつ日常は戻ってくると信じています。ウイルスに負けずに生き残った者が勝ちというスタンスで、今は準備に徹しています。そこで想定すべきは、日常生活、社会、経済などあらゆる場面でのルールが明確に変わるであろうことです。
甚大な被害に見舞われた東日本大震災は、日本国内においてほとんどの人々は直接の被害者ではありませんし、ブラックアウトを引き起こした北海道胆振東部地震の際も、被害地域は限られ、停電も比較的早期に解消しました。しかし、新型コロナウイルスは大半の日本人に長期間の被害を与え続けています。感染者をはじめ、減収問題や自粛疲れ、自宅待機ストレスによるPTSDなどが、これからの社会、経済における新たなルールづくりに直接・間接に働きかけてくるはずです。
ちなみに、新型コロナウイルスの治療薬として注目の「アビガン」は、富士フイルムの関連会社の製品です。写真フィルムからの事業転換は、まさに試行錯誤・準備の繰り返しの賜物といえるでしょう。
当事務所も日々発生する新型コロナウイルスに関する法律問題に対応できる体制を敷いていますが、今後みなさまが抱えることになる法律問題に迅速・妥当に対応するための準備を進めています。その一環として現在、即効のオンラインセミナーの開催を計画する中、コロナ禍によって一気に普及した「Zoom」を業務に取り入れる べく、その有用性を実験し、トレーニングを兼ねて試行錯誤を繰り返しています。
〇「『整理解雇』を円滑に進めるためには」
[コロナ禍で見えてきた企業の新たな課題]
はこちら。
緊急事態宣言が延長され,大混乱,新型コロナウィルスの感染拡大により、医療はもとより,経済,社会企業活動において,予想を超えて大きな影響が生じています。
私はと言えば,手洗いを徹底するようになったものの,マスクの品不足が報道されるころになってもマスク着用しないままでいた。現実味を帯びたのは,志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎のため死亡とのニュースを聞いてからである。会ったこともないのに,非常に身近な出来事に感じ,人間の感性というのは不思議なものだと思いました。
良くも悪くもそれなりの秩序で流れていた世の中の動きを,強力に横やりを入れる巨大で無謀な存在となっています。
しかし,新型コロナウィルスの感染に,効果のあるの直接の方予防方法も治療方法も確立していない現状では,政策も,冒険に出るか,出し惜しみしながらにするか,いずれにしても,答えのない中での試行錯誤の繰り返しとならざるを得ない「政策」の是非を問うてみても仕方がない。
そもそも,顔の見えない大きな声となって影響を与えることはあっても,具体的な生活・活動のために個々人が即行で有為にコントロールすることなどしようもない政策は政策として神頼みの対象としておき,先が見えないけれども,どのようなスタンスで行くのか,ぶれないように自分の行動ルールを措定しておくのがよいと思います。
それは,社会共通の法則ではなく,個々人のそう考えた方が得だとか自分本位のものかもしれません。しかしそれでも,自分の在り方を,目の見える範囲をできる限り拡げる努力をしながら,自分のコントロールできる範囲で実践する準備をしておく。
私は,そう遠くはない時期に少しずつでも日常は戻ってくるから,このコロナウイルスの理不尽な横やりに負けることなく生き残った者が勝ちというスタンスでいます。
そうすると,戻ってきた日常のための準備こそが必要となるでしょう。今は静かに,思いを巡らしながら実践のための準備に徹することにします。
そして,その場合,想定しておかなければならないことは,日常生活,社会,経済などさまざまな場面でのルールが明確に変わるであろうことです。
大きな被害を与えた東日本大震災は,世界中に大きな衝撃を与えたが,日本国内においてもほとんどの人々は,直接の被害者ではなかったし,ブラックアウトを引き起こした北海道胆振東部地震も,大きな被害地域は限られ,停電も比較的長くない期間で解消しました。しかし,コロナショックは,今なお,日本国内では,ほとんど全ての日本人に長期間の被害を与え続けています。感染した方はもちろん,そうでなくとも収入減を被り,自粛疲れ・自宅待機ストレスに苛まれ続けたPTSDが,これからのルールの内容の取捨選択・加除訂正に直接・間接に働きかけるはずです。
ルール変更の中での試行錯誤・準備の繰り返しということで言えば,新型コロナ治療薬絡みで注目を浴びている「アビガン」が,富士フイルムのグループ会社の製品。正月定番の「フジカラー」の樹木希林さんと岸本加世子のCMで思い起こす富士フイルムの事業構造の転換は象徴的です(写真フイルム市場は10分の1に縮小したそうだ。)。
私も,現況,日々発生する新型コロナウイルスに関する法律問題に対応できる体制でおりますが,さらに,それほど遠くなく戻ってきた日常において,皆さまが抱えることになる法律問題に迅速・妥当に対応するため,じっくりと準備に注力しているところです。
現在,オンラインセミナーを開催を企画していますが,緊急性・重要性のある問題に対応する必要性に加え,一気に普及したZoomの活用のトレーニングを行い,その有用性を実験し,試行錯誤するとりあえずの試みでもあります。
弁護士 前田 尚一(まえだ しょういち)
前田尚一法律事務所 代表
北海道岩見沢市出身。北海道札幌北高等学校・北海道大学法学部卒。
さまざまな訴訟に取り組むとともに、顧問弁護士としては直接自分自身で常時30社を超える企業を担当しながら、弁護士として30年を超える経験、実績を積んできました。
交通事故、離婚、相続、債務整理・過払い金請求といった個人の法律問題に加え、労務・労働事件、クレーム対応、債権回収、契約書ほか企業法務全般も取り扱っています。
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