暴力団員に言いがかりをつけられた|うやむやは遺恨を残す - 札幌の弁護士|前田尚一法律事務所
暴力団員に言いがかりをつけられた|うやむやは遺恨を残す - 札幌の弁護士|前田尚一法律事務所
パスタの店を夫と経営しています。先日、男性のお客さんが、料理にハエが入っていたと、クレイムをつけてきました。その男性は「俺は暴力団員だ。相応のことをしてくれなくてはただで済まさない」と言うのです。 いくらかお金を支払ってもいいと考えています。その場合、示談書を取り交わすなどの方法は有効でしょうか。
(レストラン経営 48歳)
まず、もともと言いがかりであるのに、お金を支払って解決すること自体、大変な間違いと言わなければなりません。
トラブルに直面すると、つい「わずかなお金であれば・・・・・・」と安易に考える方が後を絶ちません。こちらが解決したつもりでも、それが付き合いの始まりになってしまい、思いも寄らない大きなトラブルに巻き込まれるおそれがあります。
暴力団対策法(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律
◎暴力団ミニ講座 http://www.web-sanin.co.jp/gov/boutsui/mini00.htm
弁護士 前田 尚一(まえだ しょういち)
前田尚一法律事務所 代表
北海道岩見沢市出身。北海道札幌北高等学校・北海道大学法学部卒。
さまざまな訴訟に取り組むとともに、顧問弁護士としては直接自分自身で常時30社を超える企業を担当しながら、弁護士として30年を超える経験、実績を積んできました。
交通事故、離婚、相続、債務整理・過払い金請求といった個人の法律問題に加え、労務・労働事件、クレーム対応、債権回収、契約書ほか企業法務全般も取り扱っています。
前田法律事務所
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HBC・北海道放送 北のビジネス
最前線に出演いたしました。