ふざけんなよ,訴えてやる!!:札幌の弁護士が対応・心構えを法律相談・アドバイス - 札幌の弁護士|前田尚一法律事務所
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「日本製鉄、トヨタと中国・宝山を提訴 鋼板特許侵害で」 日経電子版[2021年10月14日 15:01 (2021年10月14日 21:20更新) ]の記 事です。
⇒ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1466O0U1A011C2000000/
上場会社同士の紛争に,訴訟が活用される場面がどんどん目立つようになって きたように思います。
少し前になりますが, ヤマト運輸(株)が(株)荏原製作所を訴えて,59億5000万円余りの支 払が認容された事例があります。 購入した土地に石綿(アスベスト)を含有するスレート片が広範囲にわたって 多数混入していたことに関わる訴訟でした。
⇒ https://www.yamato-hd.co.jp/news/h30/h30_97_01news.html
著名な元裁判官の,「これまでの企業関係訴訟では企業が被告となる案件が多 かったが,平成10年前後から,徐々に企業同士が原・被告となる訴訟が増え てきた。これが,企業間訴訟であり,企業間取引をめぐる紛争は企業活動の死 活問題となることさえある。こうした状況の下,企業においても,企業間取引 紛争を司法の場で決着をつけようとする姿勢が顕著になっており,この傾向は, 大都市圏から地方都市部までに及んでいる。」(加藤新太郎)との説明もある ところです。
マスコミが取り上げるということで,著名な大会社の事例ばかりが目につきま すが,訴訟は,一定の場面では,他の解決方法では成果を期待できないことを 実現するという方法ですので,今後,中小企業においても,時代の流れを無視 できないと考えられます。
弁護士 前田 尚一(まえだ しょういち)
前田尚一法律事務所 代表
北海道岩見沢市出身。北海道札幌北高等学校・北海道大学法学部卒。
さまざまな訴訟に取り組むとともに、顧問弁護士としては直接自分自身で常時30社を超える企業を担当しながら、弁護士として30年を超える経験、実績を積んできました。
交通事故、離婚、相続、債務整理・過払い金請求といった個人の法律問題に加え、労務・労働事件、クレーム対応、債権回収、契約書ほか企業法務全般も取り扱っています。
前田法律事務所
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