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終活と相続の法律的アプローチ:大切な資産を守るために知っておきたいこと - 札幌の弁護士|前田尚一法律事務所

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終活と相続の法律的アプローチ:大切な資産を守るために知っておきたいこと

終活と相続の法律的アプローチ:大切な資産を守るために知っておきたいこと

人生の最終章に備える「終活」では、「相続」の問題を避けて通ることはできません。法律的な視点から見ると、「民法(相続法)」と「税法」の両面での準備が必要です。高齢化社会の進展に対応するため、相続関連の法律は近年大きな改正を迎えました。2018年(平成30年)の相続法改正や2021年(令和3年)の追加改正によって、配偶者居住権の新設や自筆証書遺言の方式緩和、寄与分や特別受益に関する期間制限の導入など、相続に関するルールが大幅に見直されています。

一方、税法も頻繁に改正されています。2024年(令和6年)以降、贈与税の「生前贈与加算」の期間が7年に延長され、実質的に相続税の負担が増加する見込みです。生前贈与を活用する際には、「基礎控除110万円」を念頭に置きつつも、その実施方法が適切でないと、名義預金などの問題が生じるリスクがあります。例えば、お子様の名義で預金口座を開設し、毎年110万円を預金していたとしても、その契約が正式な贈与とみなされない場合、相続税や贈与税において予期しない問題が発生する可能性があります。

信頼できる専門家との相談が成功の鍵

相続法や税法は複雑で、改正により状況が変わることも多々あります。インターネット上にはさまざまな情報があふれていますが、それらを鵜呑みにすることで、かえってリスクを高めてしまう場合もあります。特に「すぐに結果が出る」や「簡単にできる」といった宣伝文句には注意が必要です。

相続の準備やトラブル防止のためには、弁護士や税理士などの専門家に相談することが不可欠です。法律の基本を理解しつつ、具体的な状況に応じた適切な対応を取るために、専門家の意見を取り入れることが、最終的なトラブルの回避や資産保全につながります。

前田尚一法律事務所の取り組み

当事務所では、相続や終活に関する相談を数多く受けており、依頼者の個別の事情に合わせた最適なアドバイスを提供しています。相続問題は、単に法律や税金の知識だけで解決できるものではありません。家族間の心理的要素や関係性も大きな影響を与えます。そのため、当事務所では、依頼者の立場や意向を尊重しながら、トラブルを未然に防ぎ、安心して将来に備えられるようサポートしています。

また、相続問題に限らず、契約書の作成や企業法務全般、訴訟を含む紛争解決まで幅広く対応しています。30年以上にわたり、常時30社以上の企業を顧問として支えながら培った実績と経験を活かし、依頼者のニーズに応える法律サービスを提供しています。

終活や相続について不安を感じている方は、ぜひお気軽にご相談ください。当事務所では、専門的かつ親身なサポートで、安心の未来を共に築いていきます。

 

【お客さまの声】

〇53歳・女性(亡くなったお父様の再婚相手側との紛争)

 私達姉妹2人と父の再婚相手側(妻と養子縁組の連れ子)の間で,父の遺産分割で争いが発生しました。
 過去の後妻の方の言動から,もしもの時は揉めるだろうと,父が亡くなる前から考えを巡らせていました。前田先生のHPを見たのはそんな時でした。

 実際父が亡くなり,相手側の代理人から連絡がきてから,その件で前田先生の前に3人の弁護士の方々に無料相談をさせて頂きました。

 私が前田先生に依頼を決めたのは「心強い」と感じたからです。
 他の方の場合,ふと見せる難しそうな表情や複雑そうな表情をされると,依頼する側としては,不安になってしまいます。前田先生は「(父の事業を継いだ)妹さんから詳しい事情を聞きたいな」と,前向きに捉えてくれていると,とても心強く感じました。

 その後調停と進み,打合せの際に私達の情報や一般の相続調停の事案などを鑑みて,双方が必ずしも納得する結果はそれ程多くないと説明を受け覚悟しました。
 私達の意思を汲み取ったうえで,不安な弱い要素も挙げ,これに対する対策を考え譲るべき所は譲るという戦略をきちんと説明してくださいました。そのスタンスは最後まで変わりませんでした。

 父の遺言書で指定された内容で,相手側が(得にならない不動産だった為)取得を希望しないと主張した際には「自己本位の我が侭と言う事を控え遺言書に従うべき」と私達の意見を主張してくださいました。それによって相手側がぐうの音も出ない状態に溜飲が下がる思いでした。

 私も妹も勿論感じたのは,非常に公明正大で頼り甲斐のある前田先生です。
 法定相続分よりもかなり有利に運んでくださいました。

 また,電話やメールで主に連絡を取り合っていたリーガルアシスタントの岩本さんが,とても柔和かつ処理能力が高く感心いたしました。調停成立の間近に,私達の不手際で処理事項が発生した際には,迅速に対応してくださいました。

 前田先生と岩本さんの連携が密に取れていると感じました。

 お仕事の性質上,またお世話になりたいと自ら言いづらいのですが,誰かお困りの方がいたら是非紹介したいと思います。
 宜しくお願い申し上げます。


弁護士 前田 尚一(まえだ しょういち)
前田尚一法律事務所 代表
北海道岩見沢市出身。北海道札幌北高等学校・北海道大学法学部卒。
さまざまな訴訟に取り組むとともに、顧問弁護士としては直接自分自身で常時30社を超える企業を担当しながら、弁護士として30年を超える経験、実績を積んできました。
交通事故、離婚、相続、債務整理・過払い金請求といった個人の法律問題に加え、労務・労働事件、クレーム対応、債権回収、契約書ほか企業法務全般も取り扱っています。



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