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「店員に”土下座”強要…女を逮捕」
2013年10月7日、私の事務所にカメラが持ち込まれ、急遽、取材と撮影が行われ、同日、午後6時15分ころから、札幌地元放送局 STV(札幌テレビ放送)の「どさんこワイド」で放映されました。
全国ニュースとなり、キー局の日本テレビの「news zero」や「ZIP!」でも放映されました。ご覧になったとのことで、道外の知人からもご連絡をいただきました。
なお,「財界さっぽろ」の連載「会社を守る法律講座」で、前田が解説をしました(「その写真や動画を公開して本当に大丈夫?」)
********(放映内容)****
店員に”土下座”強要…女を逮捕
札幌市東区の衣料品店で購入した商品が不良品だとして、店員に土下座をさせたうえ、自宅に来て謝罪するよう念書を書かせたとして、女が強要の疑いで逮捕されました。
強要の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区の43歳の女です。先月3日の午後6時ごろ、札幌市東区の衣料品店で、女は前日に購入したタオルケットに穴が空いていたとクレームをつけて返品し、購入金額を返金してもらった際、金を要求しました。
対応した店員がその要求を拒否すると、女は店員2人を土下座させたうえ、自宅に来て謝罪するよう念書を書かせました。女はその時、店員が土下座する様子を携帯電話で撮影していて、その画像はツイッターに投稿され、ネット上に広まっていました。
(小林記者)「警察によりますと、43歳の女が店員に土下座をさせたこと、念書を書かせたことが強要罪にあたるとしています」
強要罪とはどういう状況で適用されるのでしょうか?
(前田尚一弁護士)「脅しや力を加えて、普段しないことをやらせること。最近、倍返しや土下座は流行みたいになっているところがあり、簡単にできてしまうイメージがあるが、よほどのことがあってもしないですよね。それをさせている訳ですから、強要罪にあたる可能性が高いと思う」
警察の調べに女は、店員を土下座させ、念書を書かせたことは認めていますが、「強要した覚えはない」と容疑を否認しているということです。
(2013年10月7日(月)「どさんこワイド179」)
※本稿は、2013年当時の出来事をもとにしたものです。
しかし現在は、SNS・動画拡散・切り抜き・生成AIによる再流通などにより、
「判断より先に公開・拡散が走る社会」が、さらに強まっています。
その場では「正しい」と思った投稿でも、
後から、自分自身が法的・社会的責任を負う場面は珍しくありません。
現代では、
「何を公開するか」だけではなく、
・どこで止まるべきだったのか
・誰が現実責任を負うのか
・拡散後に何が制御不能になるのか
まで含めて考える必要があります。
特に現在は、
一度公開された情報が、AI検索・要約・転載・再編集によって、半永久的に流通し続ける可能性があります。
感情より先に投稿し、
判断より先に拡散が走る社会だからこそ、
「初動で何をするか」が、以前より重要になっています。(2026.5 記)
あわせてお読みください:
「判断の現場に立ち続けるということ」
『恐怖と向き合い、なお判断し続けるという仕事
――弁護士として、人生の修羅場に立ち会ってきて思うこと』
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[関連記事]
○TV出演平成20年9月24日(水)前田尚一法律事務所で,
『どさんこワイド180』(STV 札幌テレビ放送)の特集平成20年9月24日(水)
の取材撮影が行われました。
平成20年9月25日(木)18:30ころ放映されました。
午後3:48~午後7:00 ※18:16~19:00は北海道のニュース
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撮影風景




撮影風景






