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医師との離婚に特有の課題とは?
医師は、一般的に高収入で社会的地位も高い職業ですが、その生活スタイルや価値観が原因となり、離婚問題が複雑化することがあります。
たとえば、次のようなケースが典型的です:
〇激務によるすれ違いや家庭への関与不足
〇ストレスや職場環境から生じるトラブル
〇プライドの高さが原因で対立が激化
さらに、高額な財産分与や医療法人の扱いなど、専門知識を必要とする財産問題も絡むため、スムーズな解決が難しい場合が少なくありません。
離婚に伴う財産分与のポイント
離婚における財産分与は、夫婦が婚姻中に共同で築いた財産を公平に分配する仕組みですが、医師の場合、次のような点が課題となります:
〇高額所得者特有の寄与割合の問題
医師が婚前から培ったスキルや知識が財産形成に大きく影響している場合、単純に「2分の1ルール」を適用することが公平でないとされるケースがあります。
〇医療法人の取り扱い
医療法人の資産や収益が夫婦の共有財産に該当するかどうかの判断は非常に複雑です。
これらの問題について適切な主張を行うためには、専門知識を持つ弁護士のサポートが不可欠です。
婚姻費用や養育費について
婚姻費用や養育費の算定には「標準算定表」が用いられるのが一般的ですが、医師のような高収入者には該当しない場合も多く、ケースごとの調整が必要です。
適正な金額を算定するためには、裁判官に対して合理的な主張を構築し、説得力を持たせることが重要です。
弁護士が提供するサポート内容
当事務所では、医師との離婚問題に特化した以下のサポートを提供しています:
〇調停・訴訟代理
離婚調停や裁判の場で、依頼者の権利を守るために全面的に代理します。
〇交渉支援
相手との直接交渉が難しい場合でも、弁護士が代わりに対応し、有利な結果を目指します。
〇戦略的アドバイス
必要に応じて後方支援を行い、適切なタイミングで主張を展開するための戦略をアドバイスします。
当事務所の強み
前田尚一法律事務所は、30年以上の実績を誇る法律事務所です。
私たちは、複雑な離婚問題にも冷静かつ的確に対応し、依頼者にとって最善の結果を追求します。
お客様の声
30代・女性の方
前田先生には、本当に心から「有難うございます」の一言につきます。
離婚するのは本当に大変に精神的苦痛を味わう為、自分で決断したとは言っても、なかなか自分の背中を押してくれる心強い味方が居て、サポートしてくれるというのは、大切な事だと実感致しております。
周りで支えてくれる(両親、親戚、親友)人達にも恵まれて、自分の正しい生きていく道を照らしていただいた事に感謝して、これからも逆境をバネに前向きに頑張って行きます。
本当にお世話になりました。前田先生のご活躍を祈っております。
20代・女性の方
娘が生まれてまだ数ヶ月の時に離婚を考えた私は、何をどうすることから始めたらよいのか全く分からず、前田先生の所へ相談に行きました。
調停の準備から実際の調停での交渉の進め方など、適切に助言を頂き、納得の出来る結果を勝ち取ることができました。長期にわたる調停の中で、相手方の心ない言動や対応に疲れ、調停を投げ出してしまいそうになることもありました。時には、「自分が思ったことを言っていいんですよ」という先生の言葉で、娘の為にも最後までがんばろうと思い直せたこともありました。 調停の間は、ずいぶんと長く感じたあの苦しい時間を、先生と、娘と、陰で支えてくれた母と共に乗り切る事ができ、本当に良かったと思っています。ありがとうございました。
40代・女性の方
離婚するにあたって、子供の親権、仕事に対しての財産分与、貸付金と多数の問題がありました。解決するまで、3年の月日が掛かりました。時間が掛かれば掛かるほど、かなりのストレスがありました。今思い出しても、前田先生でなければ、全ての問題が勝訴で終わらなかったと思います。
特に貸付金に関しては、結婚前に貸したお金でしたが、結婚し7年間の結婚生活を行った事実がありますので、離婚をするからといっても認められないのではないか、というのを先生が、この問題も取り上げてみようと言ってくださったことから始まりました。もし、先生が相手側の弁護士さんでしたら、多分返済にはいたらなかったと思います。
私自身は、先生は私の味方という気持ちを持ち、信頼し、先生のアドバイス通り書面を用意し、お任せしたことが、私の想像以上の勝訴に導いたと思います。長い時間でしたが、とても心強く安心して裁判に臨むことができました。今でも何か問題が起きた時は、真っ先に先生に相談しています。
裁判というのは、やはり弁護士の先生が信頼出来るかどうか、最後まで諦めないで闘ってくれる先生かどうかなんだと感じました。私は、先生のおかげで今、幸せに生活できています。
医師との離婚でお悩みなら、まずはご相談を
離婚に関するお悩みは、放置すればさらに複雑化する場合があります。
札幌の前田尚一法律事務所では、初期相談から裁判まで一貫してサポートします。まずはお気軽にお問い合わせください。