メディア連載 | 札幌の弁護士なら前田尚一法律事務所

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財界さっぽろ掲載情報

第1回 交通事故の示談を簡単にしてはいけない!

被害を「損害」という形で金銭的に評価し、加害者に支払いを求めます。ここでは人身被害についてお話しします。損害は、治療代、葬儀費用といった支出のほかに、事故に遭って失った収入といった財産的損害があります。死亡した場合、定年までの収入から、生活費を引いた額が損害となります。傷害の場合は、けがで休職し得られなくなった収入を損害としま・・・  詳しくはこちら >

第2回 残業問題が会社を潰す!

――最近、残業代請求をよく耳にします。
前田 過払い金バブルで、消費者金融を相手に稼いでいた弁護士たちが、次の市場として精力を傾け始めたのが要因ともいわれています。残業代は、最低でも2割5分割増で計算されますが、未払いで争われた場合は法律上、損害利息として5%から14・6%が加算されます。残業代と同額の付加金の支払いを命じられる場合もあり、過払い請求の増加が、サラ・・・  詳しくはこちら >

第3回 安易な解雇は、会社を壊滅させる!

――不況は深刻になる一方で、能力不足や勤務態度の不良の従業員を解雇したいと考える経営者は多くいます。
前田 従業員を解雇することは、経営者が考えるほど簡単ではありません。「病気で元の業務を遂行できなくとも配置可能な業務を検討すべきである」とか、「平均的な水準に達していないというだけでは不十分であり、著しく労働能力が劣り、しかも向上の見込みがないという場合でなければならない」などとして解雇を無効とした裁判例は珍しくなく、能力不足・・・  詳しくはこちら >

第4回 債権回収しなければ、自滅する!

――不況で、債権回収が上手くいかない例が増えているようですね。
前田 売り上げを出すためには経費がかかります。利益率5%の会社で、100万円の焦げ付きが発生した場合、最低でもその20倍、2000万円を売り上げなければなりません。額面通り100万円稼ぐだけでは、資金繰りは悪くなる一方です。一般向けに債権回収の法的手段を解説した本もありますが、あまり役立たないようです。
――債権回収は難しいのですね。
前田 債権回収に万能な方法はありません。事例に応じて個別に吟味する必要があります。債権の種類に応じて適切な回収方法を選択することが肝心です。債権の中でも売掛金や請負代金などは、深・・・  詳しくはこちら >

第5回 お手軽ツール「内容証明郵便」を知る!

――「内容証明郵便」という言葉をよく聞きますが、どのようなものですか。
前田 文書の内容と差出日(発送した日)を、郵便局が証明する郵便です。例えばクーリング・オフを利用する場合、一定期間内におこなう必要があります。このような時、業者と後日、紛争が起きることを想定して、内容証明を用いるのがよいでしょう。債権が時効によって消滅するのをストップさせる(時効の中断)場合、配達日が重要となるので、「配達証明・・・  詳しくはこちら >

第6回 お手軽ツール第二弾「公正証書」を知る!

――前回紹介した「内容証明郵便」のほかに、お手軽なツールはありますか。
前田 「公正証書」をご紹介しましょう。企業を経営していると、売掛金や貸金等の債権があるのに、言い訳ばかりで、支払いをしない債務者と対立することがあります。取りっぱぐれてしまうという事態を回避するため、債務者に支払い能力があるうちに、強制的な方法で債権の回収をしてしまわなければなりません。あらかじめ「強制執行認諾条項」と呼ばれ・・・  詳しくはこちら >

第7回 不祥事報道ーマスコミ対策の極意!

――最近、大手企業が不祥事を起こし記者会見をする例が多く見られます。企業の正しい対応について、法的観点から教えて下さい。
前田 正しい方法論といったものはありません。事実をきちんと確認して、適切な対処を積み重ねるしかないのです。参考になるのは、島田紳助さんの記者会見です。 ――島田さんは、多くのレギュラー番組を降板して引退するハメに陥りましたが。
前田 不祥事などの報道があると、世論はマイナスイメージを持ちます。事実はどうであれ、ジタバタすると、さらに世間の信用を失っていきます。菅直人前総理がその典型です。島田さんは、いさ・・・  詳しくはこちら >

第8回 訴訟を戦略的に利用する

――島田紳助さんが名誉毀損で出版社を提訴しました。いよいよ追い込まれたということですか。
前田 そうは思えません。前回芸能界への復帰作戦の話をしましたが、現在の状況では絶妙のタイミングで訴訟提起したと思います。
――どうしてですか。
前田 不祥事報道をされた場合、特に大手の場合、灰色と言われながらも人々は黒に近い印象を抱きます。まさに有罪の推定です。10年ほど前、ある市議会議員の依頼で、新聞社に対する名誉毀損事・・・  詳しくはこちら >

第9回 嫌なら遺言は作らない方がよい!

――最近、新聞などで相続関係のセミナーの開催広告が目立ちます。
前田 相続について関心が高まっています。後に述べる遺言公正証書の作成件数で見ると、2006年は7万件を超えました。25年前の約2倍です。その後も増加し続け、09年には8万件以上です。しかしセミナーの中には、生命保険の販売を目的としたものもあります。生命保険の代理店をしている税理士事務所もあるほどです。相続税対策として生命保険の効用・・・  詳しくはこちら >

第10回 カリスマ経営者と事業承継問題

――成功した経営者の特徴には、どんなものがありますか。
前田 結論からいうと、事業のすべてをコントロールし続けたことです。アマゾン・ドット・コムの創業者ジェフ・ペゾスは起業当初、ほとんど会社を離れず、重要な仕事はすべて自分でこなしていたのは、その典型でしょう。
――企業は、経営者だけで成り立っているわけではありません。
前田 経営者が組織、端的に言えば、他人の力を借りる必要があるのは確かです。成功哲学の祖といわれるナポレオン・ヒルは著書、『思考は現実化する』(きこ書房)の中で、世界の自動車ヘン・・・  詳しくはこちら >

第11回 顧問弁護士の賢い選び方

――顧問弁護士を依頼する場合、どのような点に注意して選ぶべきですか。
前田 実力不足の弁護士は問題外ですが、そのような弁護士に当たったのであれば、あっさりと顧問契約を解約すればよいだけのことです。相性が合うかどうかが、一番のポイントです。
――相性とは具体的にどのようなことでしょう。
前田 顧問弁護士を依頼する会社の実情、ビジネスの内容、経営者ご自身の個性などによって異なりますが、例えば、法律問題が発生し、経営者が徹底して闘うと決意したのに、〝和を以て尊し〟と・・・  詳しくはこちら >

第12回 事業継続の判断基準とは…

――ある地方都市の経営者から「赤字続きで、信用金庫からの借入金ばかりが増える」という悩みを聞きました。うまく経営を続ける方法はありますか。 前田 まず倒産となった場合の説明をしましょう。倒産手続きには「法的整理」(裁判所の関与と監督の下におこなわれる手続き)と、「任意整理」(裁判所に頼らず債権者との間でおこなわれる手続き)があ・・・  詳しくはこちら >

第13回 「切り餅裁判」から考える知的財産権

――ある地方都市の経営者から「赤字続きで、信用金庫からの借入金ばかりが増える」という悩みを聞きました。うまく経営を続ける方法はありますか。
前田 まず倒産となった場合の説明をしましょう。倒産手続きには「法的整理」(裁判所の関与と監督の下におこなわれる手続き)と、「任意整理」(裁判所に頼らず債権者との間でおこなわれる手・・・  詳しくはこちら >

第14回 ちょっと待った!新規事業を始める前に

――本業がうまくいかないので、新規事業で挽回しようと考える経営者は多いようです。
前田 本業と違う分野に飛び込む場合、慎重でなければなりません。信頼できる人だと思っていたのに権利金を支払ったら、そのまま行方不明になったとか、規模を拡大している企業だから安心だと・・・  詳しくはこちら >

第15回 中国iPad訴訟から学ぶべきこと

――海外進出する企業が増える中、商標権の対立が発生しています。中国では「森伊蔵」「伊佐美」「村尾」「松阪牛」「コシヒカリ」「九谷焼」などの商標を日本の業者が使えないという事態になっていると聞きます。仮に外国企業と訴訟になった場合、どんな点に注意すればいいでしょう。
前田 具体例としてiPad商標権訴訟を取り上げましょう。「iPad」は、アメリカのアップル社が2010年に発売しました。ところが中国企業の唯冠科技は、2000年にすでに〝IPAD〟の商標権を取得したとしています。アップルはこの商標権は買い取ったと主張していますが、唯冠は、売却した商標権の中に中国本土の商標権は含まれていないと反・・・  詳しくはこちら >

第16回 論理的思考で問題解決の糸口が見つかる

――日本は訴訟を好みませんね。
前田 はい。ですが必ずしもマイナスではありません。「和をもって尊しとする」という考え方が背景にあり、むしろ日本の社会を支える基本です。問題は、物事を論理的に詰めることを嫌うこと。・・・  詳しくはこちら >

第17回 「完済」しても過払い金請求はできる!

利息の利息上限は「利息制限法」に定められています。消費者金融などは、貸金業法という別の法律で例外が定められておりました。平成18年に最高裁が「例外をほとんど認めない」判断をした後、「過払い金」の返還請求訴訟が激増しました。平成22年秋以降は減少に転じています。最近は、相談者の中に「完済」過払いの占める割合が多くなってきました。要求・・・  詳しくはこちら >

第18回 交通事故で泣き寝入りしないように

――映画館で、前田先生やスタッフの皆さんが登場するCMが上映されていますね。
前田 8月から、札幌シネマフロンティア(JRタワー・ステラプレイス)とユナイテッド・シネマ札幌(サッポロファクトリー)で上映しています。
――交通事故を取り上げていますね。
前田 交通事故被害の場合、本来請求できる賠償額を知らないまま、保険会社・自動車共済と示談した例が多い。一方的に交通事故に巻き込まれ、取り返しのつかない状態にされ、賠償金まで値切ら・・・  詳しくはこちら >

第19回 セクハラ・パワハラに対処せよ!

――セクハラは、一般にも認知された言葉となりました。
前田 当初は職務上の立場や権限を利用して、性的な要求をする場合(対価型セクハラ)が想定されていたようです。今は、性的言動によって職場の環境に悪影響を与える場合(環境型)なども含まれるようになりました。
――違法とされる範囲が広がったということですね。
前田 例えば、20分間抱きつかれて猥褻な行為をされたというケース。かつては被告側が、逃げたり、助けを求めることができるはずなので、被害者の供述は信用できないと主張したこともありまし・・・  詳しくはこちら >

第20回 意外と知らない民事再生

――最近、O157による集団食中毒を発生させ、8人の死者を出すという事件を引き起こした岩井食品が、民事再生手続開始の申し立てをしました。
前田 岩井食品が民事再生手続開始の申し立てをしたのは、被害者に対する損害賠償債務を支払えるよう延命し、他の債務に優先させるためと説明されているようです。私もこの件について、被害・・・  詳しくはこちら >

第21回 「コンプライアンス」がお題目になって失敗しないように

――「コンプライアンス」という言葉がよく使われますが、どのような意味なのですか。
前田 日本では、「法令遵守」という意味で用いられることが多いようです。
――法令を順守するという当たり前のことが叫ばれるのですか。
前田 それは、〝社会の要請〟と捉えるべきものだからです。コンプライアンスが重要視されてきた背景を理解すると、よりわかりやすいです。 2000年以降、消費者や投資家に被害が及ぶ企業・・・  詳しくはこちら >

第22回 機を逸すれば、会社はたためない

――金融円滑化法が2013年3月で終了する見通しですね。企業の倒産がジワジワ増えています。
前田 この法律のお陰で経営を立て直した企業はごく一部。大半は現状維持が精一杯で、悪化している企業が多いというのが実際です。ただの延命策だったと言われてもしかたありません。
――政権が代わったといって、様子を見ている状況ではありませんね。
前田 「倒産」ということを現実のものと捉えて行動しておく必要があるでしょう。
「倒産」の手続きには「法的整・・・  詳しくはこちら >

第23回 医療機関の未収金対策

――医療機関においても、未収金により経営が圧迫されています。
前田 病院に限らず社会全般で未収金が増えています。例えば、利益率5%の会社で100万円の焦げ付きが発生した場合、最低でもその20倍、2000万円を売り上げなければなりません。額面どおり100万円稼ぐだけでは資金繰りは悪くなる一方です。 医療機関の場合、公的・私的を問わず問題となるのが医療費の未収金です。
保険診療の場合、延滞・焦げ付・・・  詳しくはこちら >

第24回 賃貸オーナーの悩み「家賃滞納」対策

――家賃の滞納や遅延で、ストレスを抱えている賃貸オーナーが多いようです。
前田 マンションオーナーのほか、一軒家や区分所有の家主さん、そして、プロである不動産業者でさえ滞納家賃の回収に悩むことが多いようです。特に、賃貸マンション経営・管理では多数の賃借人を継続的に相手にするため、回収の工夫が必要です。ただ、賃貸借契約の作り方や法的手段の取り方などをセミナーや書籍で勉強しているオーナーもいますが、あま・・・  詳しくはこちら >

第25回 示談する前に知っておきたい交通事故判例

――交通事故の被害者は「加害者が見舞いに来ない」、「保険会社に治療費の支払いを止めると言われた」といった不満を口にします。
前田 気持ちはわかりますが、加害者が見舞いに来ても身体は治りません。また、安いとは言えませんが健康保険を使えば病院代も生活を圧迫するほどの金額ではありません。それよりも一方的に交通事故に巻き込まれ、取り返しのつかない状態にされたうえ、賠償金を値切られるという二重の不幸に陥ることを絶対に避けなければなりません。会社を背負う経営者・・・  詳しくはこちら >

第26回 過払い金請求は会社や家族に知られない

――〝過払い金請求ブーム〟はもう終わりですか。 前田 全体的な件数は減少しているものの、請求できる人はまだまだいます。特に最近は、完済した人たちによる請求の割合が多くなっています。完済していたら過払い金を請求できないと思い込んでいる人も多いようですが、そもそも過払い金は利息の払いすぎによって発生するものです。完済していても、払いすぎたところで取り引きが終わったのですから、ほとんどの場合請求可能です。最近、40歳以上の方や会社を経営されている方、地方の方で大きく回収できるという・・・  詳しくはこちら >

第27回 〝カルテ無し〟C型肝炎訴訟で和解

6月、当事務所が代理人を務めたカルテ無しのC型肝炎訴訟で、国と和解が成立したと各メディアが報道しました。C型肝炎訴訟とは、出産や手術で大量出血した際に血液製剤フィブリノゲンなどの投与により、C型肝炎ウイルスに感染した方を救済する裁判です。 感染被害者を早期に一律救済する「被害者救済法」がつくられ、裁判の中で認められた症状に応じ・・・  詳しくはこちら >

第28回 弁護士にも“当たり・外れ”がある

――医者と違い、弁護士との付き合いはイメージが湧きません。
前田 はい、相談の申し込みをされる方の中には、土日に来たいとか、仕事が終わらないと行けないとおっしゃる方もおられます。風邪をひいたら会社を休んで病院に行くのだろうに。おそらく無意識に弁護士と関わらないで済む理由を探してしまうのでしょう。
――しかし、どうしても頼まなければならない場合もあります。
前田 その通りです。器用な人・・・  詳しくはこちら >

第29回 過去の浮気を蒸し返され、まさかの離婚請求

今回は、ある経営者A氏が離婚相談に至った経緯を紹介します。以下、A氏との談話です。A氏 最近、女房が私の昔の浮気を持ち出すんです。一度は許してくれたのに、今更裁判で離婚請求ができるのでしょうか。
前田 社長は仕事一本やりかと思っていたら、そんな過去もあったのですね。
結論から言うと、浮気を許した・・・  詳しくはこちら >

第30回 その写真や動画を公開して本当に大丈夫?

――「店員に〝土下座〟強要…女を逮捕」というニュースで、前田先生が解説しているの見ました。
前田 もともとはSTVの「どさんこワイド」の取材だったのですが、ニュースが全国発信となり、日本テレビ系列の「NEWS ZERO」、翌朝の「ZIP!」でも放映されていました。
事件は、札幌市の衣料品店「しまむら」でタオルケットに穴が空いているというクレームをつけて返金を受けた上、店員に土下座をさせるなどした女性が逮捕されたというものでした。
強要罪(刑法223条)は、か・・・  詳しくはこちら >

第31回 パタニティハラスメントを知っていますか?

前田 今回は、ある経営者A氏から男性従業員の育児休業取得に関して相談された事例を紹介します。以下談話です。
A氏 当社の男性従業員から育児休業の申請を受けました。一喝しましたが決着がつきません。
前田 それは「パタハラ」、つまり「パタニティハラスメント」と呼ばれる場面です。男性の育児休業の取得などを邪魔するような言動を指し、法律的には男性従業員に対する嫌がらせと捉えられて・・・  詳しくはこちら >

第32回 目先のことに目を奪われると損をする(前編)

今回は、ある交通事故の相談事例を前編、後編に分けてご紹介します。以下、談話です。
――去年、交通事故に遭ったのですが、まだ治療中なのに保険会社が治療費の支払いを止めるというんです。
前田 お怒りはごもっともですが、被害者の立場からも将来を見据えて方向性を確定すべき時期にきているかもしれません。健康保険を使えば、そう大きな負担にはならないのではないですか。・・・  詳しくはこちら >

第33回 目先のことに目を奪われると損をする(後編)

ある交通事故の相談事例を前編、後編に分けてご紹介しています。前編では、後遺症が残った場合の補償の1つである「逸失利益」についてお話しました。 この逸失利益とは、後遺症が残って働きが悪くなったことによる将来の減収分のことです。後遺障害等級をもとに、所定の方法で算出されます。しかし、支払額を抑えたい保険会社は、後遺症の有無や程度を争ったり、労働能力喪失期間を短く主張してくることが多く、適正な賠償を受けるためには、保険会社との闘いは避けて通れないということを理解していただけたこと・・・  詳しくはこちら >

第34回 〝ねつ造〟から真実の全貌を考えてみる

――「STAP細胞論文ねつ造疑惑」で小保方晴子さんに同情する人が少なくないようです。
前田 小保方さんの「STAP細胞の発見自体がねつ造であると誤解されかねず、到底容認できません」という表明は、理化学研究所(理研)調査委員会の最終報告に対する限定した意見表明であり、同情するのは適切ではありません。不適切なものを証拠とした論文を提出したことは事実ですから。
冤罪事件を考えてみましょう。・・・  詳しくはこちら >

第35回 餅は餅屋に。企業法務は弁護士に

今回は、ある顧問企業先のA氏が、会社の契約担当になったと相談された事例を紹介します。以下談話です。
A氏 当社の社長から、会社の契約関係を担当しろと命令がありまして。早速、専門書を買って取り組んでいます。
前田 読んでみていかがですか。
A氏 「契約」とは「相対立する複数の意思表示の合致によって成立する法律行為」なんて書いてあり、面食らいました。でも、口約束だけで契約は成立するのが原則というのはなるほどと思います・・・  詳しくはこちら >

第36回 経営者も過払い金返還請求を実行すべき

今回は、ある経営者A氏が、過去の過払い金請求をおこなうまでの流れをご紹介します。以下談話です。
A氏 当社もやっと軌道に乗ってきました。起業して間もない頃は、銀行に相手にされず、足りない生活費や会社員の資金を調達するためにサラ金(消費者金融)から借り入れをしたりと、苦労しま・・・  詳しくはこちら >

第37回 〝問題社員〟の対応にはご用心!

今回は、労使問題を抱える経営者A氏にその対応策をレクチャーしました。以下談話です。
A氏 従業員の賃金アップを考えています。
前田 それは結構なことですが、その後賃金の減額は原則従業員の合意が必要ですから、難しいですよ。もし、現在抱えている労務問題の解決策として考えているのであれば、抜本的な解決にはなり・・・  詳しくはこちら >

第38回 債権回収~医療機関の未収金の場合~

最近、債権や売掛金回収の相談が増えています。
―― これまでの不況の時期のほうが相談者が多いのでは。
前田 そうでもないようです。不況の時期は、何をやったら良いのかわからなくなってしまい、問題を放置してしまう。公共になると、新しい展開ばかりではなく、きちんと足下を固めていくことも・・・  詳しくはこちら >

第39回 《番外編》気弱なP太郎君が、極悪人となるプロセス

経営に携わっていると、良くも悪くも物事が本人の意向とは別に突然一人歩きしていく場面にしばしば遭遇されると思います。
今回は、少し横道にそれた話を。サクセス・ストーリーならず、「転落」ストーリーです。
キーワードは「魔が差す」。辞・・・  詳しくはこちら >

第40回 治療費打ち切り!?交通事故被害者の苦悩

交通事故の被害者は悲惨です。不慮の事故に巻き込まれたうえ、事故後も思うように事が進まず不安と悩みがつのる毎日……。そのような中、保険会社の担当者に不満を感じる場合がよくあります。
まだ身体に不自由かつ痛みが続いており、病院や整骨院に通いたいのに、突然保険会社から「事故からしばらくたちましたので今月で病院への支払いは止めることになります」と通告されるのもその・・・  詳しくはこちら >

第41回 残業代対策の極意。「定額」「みなし」の落とし穴

今回は、はやりの残業代問題について、経営者A氏の相談内容を紹介します。以下談話です。
A氏 当社は残業問題が悩みだったんですが、専門のコンサルタントに勧められ定額残業代制度を導入しました。
前田 定額残業代(固定残業手当)制度は、日本マクドナルド事件など「名ばかり管理職」の問題が脚光を浴びてから利用することが多くなった仕組みのようです。しかし、法律で定められた計算に・・・  詳しくはこちら >

第42回 他人事ではない。 怖~い労働組合との団体交渉

今回は、党事務所の顧問企業の専務A氏とのエピソードを紹介します。今はやりの「労使トラブル」がキーワードです。
前田 お付き合いのきっかけは、もう十数年前になりますね。
A氏 私が専務に就任して間もない頃です。社長である父が、B氏を解雇したことがことの始まりでした。そこに目を付けたのは父の側近であったC氏です。営業成績を上げられず、父との関係が悪・・・  詳しくはこちら >

第43回 〝白黒つけない〟パワハラ対策《前編》

今回は、前・後編にわたり某企業の部長A氏からの相談を紹介します。対岸の火事ではない「パワハラ」がキーワードです。
A氏 「パワー・ハラスメント」は「セクハラ」と同様、加害者本人だけでなく会社も損害賠償責任を負うのでしょうか。 前田 はい。使用者責任(民法715条)や職場環境配慮義務違反(労働契約法5条)に基づきます。ちな みに厚生労働省が2012年1月に公表した「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グループ報告」では「職・・・  詳しくはこちら >

第44回 「家賃滞納」に悩む賃貸オーナーの解決策

今回は、賃貸マンションを所有するA氏から、家賃滞納の相談を受けた事例を紹介致します。
A氏 家賃の滞納や遅延が発生して困っています。
前田 一軒家や区分所有の家主さんも含め、賃貸経営・管理では、多数の賃借人を継続的に相手にしており、常に滞納問題がつきまといます。中には、賃貸借契約のつくり方や法的手段の取り方・・・  詳しくはこちら >

第45回 事業を継続するか、廃業するか…

――中小企業の経営者から「赤字続きで信用金庫からの借入金が減らない」「後継者がいない」という悩みを聞くことがあります。事業を継続できればと思う一方で、本音は廃業したいと考えているケースもありそうです。  
前田 本心は決まっているのに先送りしていることがよくありますね。頭を整理するため、まず倒産となった場合の説明をします。  倒産手続きには「法的整理」(裁判所の関与と監督の下にお・・・  詳しくはこちら >

第46回〝白黒つけない〟パワハラ対策

いよいよ「パワハラ」第2弾。今回は連載第43回目の解決編です。
前田 講演会やセミナーで講師を務めた際に「同じことをキムタクに言われるとウキウキするが、斜め横の席にいる○○課長に言われると身の毛がよだつ!それがセクハラ事件の特徴です」などと話すと、ほとんどの方が喜ばれます。ウケ狙いと思われがちですが、実は本質そのものであり、感情的・心理的要因が大きく影響するハラスメント(嫌がらせ)である・・・  詳しくはこちら >

第47回 完済済みの過払い金請求はほぼ取り戻せる!?

――消費者金融やクレジットカード会社からの「過払い金返還ブーム」が終わったと言われながらも、返還を受けている人がまだまだ多いという話を聞きました。
  前田 かつてのブームの頃ほどではないにせよ、高止まりでむしろ直近では上昇傾向と認識している消費者金融もあるようです。
――このコラムでも過去数回にわたり過払い金返還請求を取り上げてきました。改めてメリットを教えてください。
数年前まで消費者金融は、・・・  詳しくはこちら >

第48回 交通事故被害者は保険会社の言いなりになるな!

今回は交通事故被害者A氏から受けた相談を紹介します。〝保険会社のいいなり〟になると、取り返しのつかない損をしますよ。
A氏 交通事故で入院しましたが、加害者は謝罪すらしません。
前田 お怒りはごもっともですが・・・  詳しくはこちら >

第49回 解雇は要注意。深手を負う前に弁護士に相談を

今回は会社経営者A氏から受けた従業員の解雇に関する相談を紹介します。以下、談話です。
A氏 前田先生、いよいよA君を解雇することにしましたよ。
前田 えっ、聞いてませんよ。
A氏 能力不足で勤務態度の悪い従業員は解雇して当然でしょう。
前田 そんな簡単な話ではありま・・・ 詳しくはこちら >

第50回 嫌なら代えろ!顧問弁護士の選び方・付き合い方

今回は、新進気鋭のA社長と当事務所の顧問先でA社長の先輩であるB会長の会話を紹介します。経営者のパートナーである「顧問弁護士」がキーワードです。
A社長 顧問弁護士をお願いしたいと思うのですが、どのような点に注意して選ぶべきですか。
B会長 実力不足の弁護士は問題外ですが、相性があうかどうかが一番のポイントだろうね。
A社長 相性とは具体的にどのよ・・・  詳しくはこちら >

第51回 弁護士は、自分の好みで選べ!

今回は、前回に引き続き、新進気鋭のA社長と当事務所の顧問先でA社長の先輩であるB会長の会話を紹介します。
A社長 前回、顧問弁護士の選び方、付き合い方についてアドバイスありがとうございました。おっしゃるとおり実力不足の弁護士は問題外ですが、医者と違って弁護士との付き合いはイメージが湧かないのです。
B会長 イメージが湧かない理由・・・  詳しくはこちら >

第52回 経験から確立した弁護士としての流儀

裁判官、検察官(検事)、弁護士を総称して「法曹」と呼ばれていますが、私が職業として「法曹」を意識したのは、高校3年生の時です。
鉄腕アトムのお茶の水博士の影響でしょうか、私は小学生の頃から「博士」という言葉に惹かれ、ずっと科学者を志していました。理系進学コースで受験の準備をする最中、アメリカの航空機の受注を・・・  詳しくはこちら >

第53回 依頼者との協働作業が弁護士の仕事

――前田先生、見ましたよ、3月に放映されたHBC「北のビジネス最前線」。事務所スタッフや顧問先の社長らが「前田尚一法律事務所」の姿勢や取り組みを紹介したわかりやすい番組でしたね。
前田 なかなか好評でした。TV局が番組をYouTubeにアップロードしています。番組のHP(http://www.hbc.co.jp/tv/info/biz/)にアクセスするか、「最前線 前田弁護士」と検索す・・・  詳しくはこちら >

第54回 〝有罪の推定〟が働けば、白でも黒に

企業や政治家の不祥事報道が繰り返されています。最近では「舛添知事問題」が注目の的ですが、それらの真偽にかかわらず、「有罪の推定」が働くと、大変な事態に陥ります。過去にこんな事例があります。1996年6月某日、札幌市議会議員が当事務所を訪れました。北海道新聞に「札幌市議が出店工作か」の見出しで、同議員のパチンコ店出店にかかわる金銭・・・  詳しくはこちら >

第55回 遺言書の〝中身〟は自分だけで決めない!

――最近、遺言書の作成が増えているようですね。
前田 流行といって良いかもしれませんね。ただ、新聞などで相続関係のセミナーの開催広告が目立ちますが、中には生命保険の販売などを目的としたものもあるようです。周りに惑わされず、自分にとって何が必要かを総合的、具体的に考えなければなりません。遺言を残す必要があると決意した人だけがつくれば良いということになりますが、つくる以上は完璧を・・・  詳しくはこちら >

第56回 弁護士として見る高畑容疑者不起訴の裏側

最近顧問先となった会社の社長A氏との酒席での会話です。
A氏 強姦致傷容疑で逮捕された高畑裕太容疑者が不起訴処分となりましたね。示談が成立したので告訴が取り下げられたのですね。
前田 いいえ。訴追(起訴)・処罰に告訴を必要とする親告罪(刑法180条1項)である強姦罪に対し、強姦致傷罪は犯罪の程度がより重大で、訴追・処罰を被害者個人の意思に委ねる限界を超えて・・・  詳しくはこちら >

第57回 電通の過労自殺をどう捉える?

――広告大手の電通で起きた新入社員の過労自殺の事件ですが、労災認定からわずか3カ月で書類送検されました。 前田 しかし、「ブラック企業」とレッテル付けでの非難が一気に高まった揚げ句、事件は風化しています。報道はいつも、読者受けするわかりやすい表面的な部分ばかりを強調するので、本当の問題点に目を向けることが難しい。事実はわかりませ・・・  詳しくはこちら >

第58回 弁護士が消える・弁護士が消される

ある社長A氏と弁護士と人工知能(AI)について語りました。
A氏 10~20年以内にロボットに取って代わられそうな職種として「弁護士」が挙げられています。
前田 アメリカの報道機関CNN・・・  詳しくはこちら >

第59回 自分でできる家賃滞納者への対策

内容証明郵便のメリットを知る
「内容証明郵便」という言葉を聞かれたことがあると思います。
内容証明郵便は普通郵便に比べ、相手方に対するインパクトが大きいとされ、重要な内容の通知などに活用されています。しかし、実際はそのような効力はあまり期待できません。ラブレターを送る場・・・  詳しくはこちら >

第60回 経営者の常識は危険!

労働者を〝たきつける〟弁護士のHPも急増中
 ――電通「過労自殺」事件、ヤマト運輸「サービス残業」事件などの報道で、長時間労働・過重労働は問答無用で社会の敵という風潮が強まっていますね。
 前田 最近は雑誌の特集でも「息子・娘を守れ!ブラック企業」(週刊エコノミスト)、「労基署が狙う」「人事部VS労基署 「働き方」攻防戦」(週刊ダイヤモンド)、「労基署はもう見逃さな・・・  詳しくはこちら >

第61回 人手不足と労務問題は表裏一体。早期発見・治療が重要

顧問先社長との談話です。
A社長 9月2日に放送されたUHBの「おじゃまします!」を見ましたよ。
前田 この連載の「経営者の常識は危険!」(第60回)で述べた労使問題を抜粋して解説しました。
A社長 最近、長時間労働や残業手当の未払い、パワハラといった労使問題が大きく取り沙汰されていますね。
前田「人手不足」が深刻化する・・・  詳しくはこちら >

第62回 自社に最適な労働時間対策を。マジックワードにはご用心

顧問先社長との談話です。
A社長 日本経済新聞の「働き方改革 さびつくルール」という連載を見たのですが、トヨタが導入を目指している裁量労働的に柔軟に働ける新制度が気になっています(2017年9月12日朝刊参・・・  詳しくはこちら >

第63回 弁護士選びは〝何をしてくれる〟かに着目せよ

――札幌の映画館で、前田先生の事務所のCMが流れていますね。ところで、弁護士広告というと「弁護士法人アディーレ法律事務所」らに対する懲戒処分で、世間は大騒ぎですね。
前田 法人には業務停止2月という厳しい処分です。多数の依頼者が混乱しているようです。広告個別の論評はまた別の機会にするとして、そもそも弁護士業界では弁護士が積極的に広告するのはい・・・  詳しくはこちら >

第64回 就業規則の変更は慎重にすべし!

顧問先からの紹介で訪れたA社長との談話です。
A社長 やっと会社が軌道に乗ってきました。ずっと売り上げばかりに目を向けてきましたが、会社としてのレベルアップも考えたい。そこで社内規定の整備をしたいと考えています。まずは就業規・・・  詳しくはこちら >

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